【永久保存版】現役不動産屋が教える家づくりのための全体スケジュール表

マイホーム建築スケジュール
シュウ

家づくりはいつ何をやればいいの?
家づくりのスケジュールはどうやって計画するの?

家づくりは、人生の中でもっとも大きな買い物であり、同時に夢をカタチにするプロジェクトです。

将来的な後悔を防ぐためにも、スケジュール表を確認するのがおすすめです。

シュウ

本記事では、現役の不動産屋の視点から、家づくりのスケジュールを徹底解説します。

この記事を読めば、家づくりの全体の流れが分かり、焦ることなく一つひとつのステップを踏むことができるようになります。

目次

家づくりスケジュールの全体像とは?

家づくりの流れを理解するメリット

家づくりには多くの工程があります。

最初は「情報収集」から始まり、土地探し、資金計画、ハウスメーカーの選定、設計、工事、そして引き渡しまで。

これらを事前に把握することで、余計なストレスを減らし、効率よくスムーズに進めることができます。

全体期間の目安と平均的なスケジュール

一般的な家づくりにかかる期間はおよそ8〜14ヶ月。おおまかなスケジュールはこのようになっています。

ステップ期間
情報収集1〜2ヶ月
資金計画1ヶ月
土地探し1〜3ヶ月
ハウスメーカー選び1〜2ヶ月
設計プラン決定1〜3ヶ月
着工〜完成4〜6ヶ月

それぞれの工程を無理なくこなしていくためにも、あらかじめスケジュールを可視化しておくことが大切です。

家づくりの具体的なスケジュール

STEP
情報収集・理想の家をイメージする(〜2ヶ月)

最初にやるべきことは、自分たち家族の理想の暮らし方を具体的に思い描くことです。

  • どんな場所に住みたいか
  • 通勤・通学の利便性
  • 間取りや部屋数、将来の子育て・介護の視点
  • 趣味を活かした空間(書斎、ガレージ、家庭菜園など)

これらをノートやアプリにまとめて可視化することで、住宅会社や設計士との打ち合わせがスムーズになります。

そして、住宅展示場や完成見学会に足を運びましょう。

写真やインターネットの情報だけでは分からない「空気感」や「生活動線」が体感できます。

このステップでのポイント
  • 平日の住宅展示場の見学であればスタッフとじっくり話せます(ポイント)
  • 間取り・素材・収納の工夫に注目しましょう
  • 自分の家族構成と照らし合わせて考えてみよう
STEP
資金計画と住宅ローンの準備(〜1ヶ月)

家づくりの予算は、土地代+建物代+諸費用で構成されます。
さらに、家具・引越し代・登記費用などの「見えないコスト」も考慮しましょう。

項目目安費用(概算)
土地代地域により異なる
建物本体価格2,000万〜3,500万円
諸費用300万〜500万円
家具・引越し等100万〜200万円

自己資金(頭金)は物件価格の10〜20%が理想ですが、住宅ローンの組み方によって柔軟に対応できます。

気になる物件や土地が出てきたら、すぐに動けるよう住宅ローンの仮審査を早めに通しておくのがコツです。

このステップでのポイント
  • 複数の金融機関で金利や条件を比較しよう
  • 審査時には源泉徴収票・勤続年数・借入状況がチェックされます
  • 仮審査で借りられる上限額の目安がわかります(大事)
STEP
土地探しと決定(1〜3ヶ月)

地選びは家づくりの成否を左右する重要な工程です。重視したいポイントは以下の通りです。

  • 日当たりと風通し
  • ハザードマップで災害リスクを確認
  • 小学校・スーパーまでの距離
  • 接道状況と建ぺい率・容積率
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現役不動産屋としてのアドバイスは、「絶対条件」と「妥協点」を事前に明確にすることです。すべてを完璧に満たす土地は稀です。

土地が決まったら売買契約へと進みます。

このステップでのポイント
  • 境界の明示と隣地とのトラブル確認(大事)
  • 手付金の額と支払いタイミングを確認
  • 購入時は「重要事項説明」をしっかり読み込む
STEP
ハウスメーカー・工務店選び(1〜2ヶ月)

住宅会社には大手ハウスメーカー、地域密着型の工務店、建築設計事務所などがあります。
3社以上に見積もりを依頼し、プランの違いを比較するのが賢明です。

比較項目内容
価格本体価格と諸費用を総合的に比較
構造木造、鉄骨、RC造の違い
保証内容アフターサービス・瑕疵担保責任
施工事例デザイン性や施主の声もチェック

契約の前に以下のポイントを必ず確認しましょう。

このステップでのポイント
  • 工期と引き渡し予定日を確認しよう(重要)
  • 契約解除条件があるか確認しよう
  • オプション・追加工事の費用があるか確認しよう
STEP
設計打ち合わせとプラン決定(1〜3ヶ月)

この段階では、実際の生活をシミュレーションしながら、間取り・設備・動線を具体的に決定していきます。

以下のポイントを押さえておくのがいいでしょう。

  • LDKの配置と家族の動きやすさ
  • 収納の数と配置(玄関収納・パントリーなど)
  • 水回りの位置と家事動線の効率性
  • 太陽光や断熱材、換気システムなど性能面

また、あとから変更しにくいのがコンセントの位置や照明計画です。これは、後悔するランキングでも上位にはいるので、しっかりと決めておきましょう。

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などがあります。生活シーンをリアルに想定して設計することが後悔を防ぐコツです。

家づくりの建築設計が決まったあとに間取りの変更はできますか?

可能ですが、設計段階を過ぎてからの変更は追加費用や工期延長に繋がるので注意が必要です。

STEP
着工〜上棟(約1〜2ヶ月)

建築確認申請が通ったら、いよいよ工事スタートです。

その前に行われるのが「地鎮祭(じちんさい)」です。

これは工事の安全と家族の繁栄を祈願する儀式で、神主を招いて行うのが一般的です。

その後の工事は、基礎工事 → 柱・梁の設置 → 屋根の棟上げという流れで進み、「上棟式」を行うのが昔ながらの風習です。

このステップでのポイント
  • 工事進行がスケジュール通りかを確認しよう
  • 使用している資材が契約内容と合っているか確認しよう
  • 現場の清掃や職人のマナーを確認しよう(敷地内タバコなどは厳禁!)
STEP
完成・引き渡し(約2ヶ月)

建物が完成したら、施主検査(内覧)を行います。
このときに気をつけるべきは以下のことです。

  • キズや汚れの有無
  • ドア・窓の開閉確認
  • 水道・電気・ガスの稼働チェック
  • クロスの仕上げや段差の確認

第三者による、ホームインスペクション(住宅診断)を利用するのもおすすめです。

最終的に以下の書類が揃えば、晴れて引き渡しです。

書類名内容
登記関連書類所有権保存登記・抵当権設定登記など
保証書類建物保証・設備保証・地盤保証など
住宅ローン契約書金融機関との最終契約書

さらに、火災保険の加入住民票の移動など、引き渡し後に必要な手続きもあります。

マイホーム完成後に不具合が見つかったらどうすればいい?

完成引き渡し後であっても、引き渡された目的物が契約内容と相違していた場合に、売主が買主に対して負う責任(契約不適合責任)があるため、建築会社に責任追及ができます。

家づくりのスケジュールを円滑に進めるコツ

担当者とのコミュニケーションの取り方

施工会社や担当営業との関係性は、家づくり成功のカギです。
こまめに連絡を取り、進捗の報告・疑問点の解消・記録の共有を徹底しましょう。

スケジュールに余裕を持つ理由とは?

「理想の家づくり」は焦りは禁物。
とくに天候や部材の遅延など、予期せぬトラブルが起きるのが建築現場の常です。

  • 工事期間に1ヶ月の猶予を設ける
  • 引っ越し日をギリギリに設定しない
  • 打ち合わせの時間は計画的に確保

これが失敗しないスケジュール管理の基本です。

まとめ:納得のいく家づくりを実現するために

家づくりは「家を買う」以上に、自分たちの未来をデザインするということです。
成功のカギは「スケジュール管理」と「情報の見える化」にあります。

家族全員が笑顔で過ごせる空間は、段取り良く進めることでグッと近づきます。

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この記事を書いた人

都内の不動産会社で働くサラリーマン。建築から仲介、様々な業務に携わり、お客様のお部屋・おうちづくりをサポートしています。全国各地で家づくり・マイホームセミナーを開催するほか、おしゃれ部屋専門のオウンドメディアも運営しています。

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